飲食業はポイントカードを使おう!

いつもこのブログを読んでいただきありがとうございます。

福岡県糸島市で気軽に経営相談ができる税理士、小山知則です。

毎週金曜日にブログで私の専門としている経営と相続をメインに役立つ情報を綴っていきます。お楽しみに!


新規は既存の5倍難しい

「新規の客を来店させるのは既存の客を再来店させるのに比べて5倍難しい(コストがかかる)」

経営の世界ではよく知られているところです。

しかし調査では、一度皆様のお店に来店したお客さんが再び来店してくれる確率は30~40%しかないそうです。
しかし、3回目以降来店する確率は一気に80%まで上がります。
一回目来ていただいたお客さんに対していかにして喜んでもらえるかが重要になってまいります。
(もちろん、色々なお店に行ってみたいと思われる方で、一度行ったお店には二度と行かないというようなお客さんも一定数はいるかもしれませんが・・・・)

では、一度来店したお客に「また、来よう!」と思わせるにはどうすればよいのでしょうか?

別の調査によると、そのお店を選んだ理由の一位は「なんとなく」です(笑)
飲み会、ランチ、デートなどいずれのシーンにおいても一位でした。

なんとなくで決まるなら、どうしようもないなと思うかもしれません。
しかし、逆になんとなくで決まるということは、
なんとなくお客さんの記憶に印象付けられることができれば、
再来店する確率は高くなるということです。

では、なんとなくお客さんの記憶に残るためにはどうすればよいのでしょうか?

ポイントカードを使いましょう

一番はポイントカードが有効かと思います。

でも、ポイントカードをもらってもゴール(特典が付くポイント数)までが
やたらに長いものが非常に多いです。

そんなポイントカードをもらって、皆様はどう感じるでしょうか?

・よ~し、先は長いけど頑張って貯めるぞ!
・うわっ、こんなに貯めないといけないの?もういいや!

恐らく後者ではないでしょうか。私も当然、後者です。

ゴールは2~3ポイント位と思い切って短くしましょう!
2~3ポイントくらいで特典が付くなら、お客さんが財布に入れてくれる可能性は
飛躍的に高くなると思います。

ポイントカードの最大の目的は再来店率を高めることです。

すぐ捨てられてしまっては元も子もありません。

特典はそのお店ならではのオリジナリティを出すと面白いかもしれません。
選べる特典などのバリエーションがあるのもいいかもしれませんね。

自分の業界の常識を疑いましょう

他の業界では常識となっているものでも、自分の業界では
なぜか普及してないというものが結構あると思います。

前述のポイントカードを例にすると、美容業界ではほぼ使ってるのに
飲食業界で使ってるところは少ないのではないかと思います。

他の業界で成功している手法を自分の業界でも積極的に
取り入れていくということは非常に有効です

一見陳腐に見える方法も、効果があるからこそ多用され、多用されるから陳腐にもなります。

色々な業界に視野を広げてみて何か利用できることはないのか?
そう考えてみると経営のヒントが見つかるかもしれませんね!

新しいアイデアを生み出すことは、既存のアイデアを引用することの5倍難しい(笑)

 

次回もこのカテゴリーでは、経営についてご紹介していきます。乞うご期待!

 

 

Follow me!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP