いつもこの記事を読んでいただきありがとうございます。

福岡県糸島市で気軽に経営相談ができる税理士、小山知則です。

毎週金曜日にブログで私の専門としている経営と相続をメインに役立つ情報を綴っていきます。お楽しみに!


RESASをつかってみよう!

皆様、RESAS(Regional Economy Society Analyzing System)※1はもうお使いになりましたでしょうか?

※1内閣府のまち・ひと・しごと創生本部が運用している、産業構造や人口動態、人の流れなどに関する官民のいわゆるビッグデータを集約し、可視化を試みるシステムです。RESAS(地域経済分析システム)

使い方が学べるRESASオンライン講座もあります。

無料です。

是非学習されてみてください。

入門編・基礎編・応用編の3つで構成されています。

筆者も先日、全コース修了いたしました。

修了証もでるよ(笑)

基礎編→

応用編→

イチオシ!地域経済循環マップ

RESASの機能の一つに地域経済循環マップというものがあります。

名称がなんだか固苦しいけど、これが結構面白い!

こんな感じです。 

EX.福岡市の場合↓

・生産:福岡市が新たに生み出した商品やサービスの付加価値

・分配:付加価値がどのように所得として分配されたか

・支出:分配された所得がどのように使われたか

地域産業が生み出した付加価値額(左のグラフ)

1次産業~3次産業までで獲得した所得64,390億(青い棒線3本の合計)

分配(所得)された金額(真ん中のグラフ)

a.地域内雇用者へ27,830億(左の青い棒線)

b.地域外雇用者へ7,086億(左の白い棒線)

c.その他所得※2へ29,474億(右の青い棒線)

d.地域外からの流入3,331億(右の赤い棒線)

a+c+d=60,635億(地域内支出へ) a+b+c=64,390億 (付加価値額より)

支出金額(右のグラフ)

a.地域内の民間消費が32,399億(左の青い棒線)

b.地域外からの民間消費が3,282億(左の赤い棒線)

c.地域内の民間投資が8,945億(真ん中の青い棒線)

d.地域外への民家投資が1,503億(真ん中の白い棒線)

e.地域内のその他支出※3が17,788億(右の青い棒線)

f.地域外からのその他支出が1,976億(右の赤い棒線)

a+b+c+e+f=64,390億 a+c+d+e=60,635億(分配された金額より

生産活動への還流=64,390億

※2財産所得、企業所得、交付税、社会保障給付、補助金等

※3政府支出、地域内産業の移輸出入収支額等

福岡市においては・・

付加価値額を所得で除した地域経済循環率が106.2%(64,390億/60,635億)と経済的な自立度がやや高くなっていることがわかります。

糸島市の地域経済循環図

では同様に糸島市の地域循環図を見る前に、人口規模が同程度の大分県別府市(糸島市約10万人VS別府市約12万人)をみてみましょう。

大分県別府市↓

経済規模が福岡市(人口約156万人)に比べると約5%くらいしかありません

また、地域経済循環率も83%と100%を下回っており、外部依存度も高めです。

つづきまして糸島市です。↓【閲覧注意】衝撃画像・・・(笑)

経済規模が福岡市の3%、別府市の60%くらいです。💦

また、地域経済循環率も63.8%と100%を大きく下回っており、非常に外部依存度が強いといえるでしょう。

地域外からの雇用者所得が797億と高く、地域内の雇用者所得856億に迫る勢いです。

糸島市に雇用の受け皿になるような企業が少なく、糸島市民の多くが福岡市などの近隣市町村の企業で働いていることが推測されます。

まとめ

いかかでしょうか、今回はRESASの中でも地域経済循環についてご紹介いたしました。

 その他RESASには、”大分類だけでも”人口・産業・企業活動・観光動態その他合計8項目の各市区町村データなどが収録されています。

 その全貌については、多すぎてまだ把握できておりませんm(__)m

 その他の外部データなどと併せて、地域の現状や課題を見つけ、打ち手や施策を考えるのにRESASは非常に活用できるシステムかと思います。

図:RESASオンライン講座基礎編より

 

RESASを使って一度ご自身の住む市区町村のデータを確認してみましょう。

面白い発見があるかもしれませんよ!

 

 今週は本質的なことは書けませんでしたので、来週も地方創生について書く予定です。乞うご期待!