いつもこの記事を読んでいただきありがとうございます。
福岡県糸島市で気軽に経営相談ができる税理士、小山知則です。
毎週金曜日にブログで私の専門としている経営と相続をメインに役立つ情報を綴っていきます。お楽しみに!
平成28年11月1日(←犬好き)の創業から早いもので1年が経過いたしました。
収入0からのスタートでしたが、おかげさまで、1年目を迎えた今、
私と愛犬が慎ましく生活できるくらいの収入を得ることができました。
振り返れば、法人のお客様は少なくて、個人事業や相続・贈与・譲渡などの
お客様が多かった1年目でした。
糸島市という地域柄や、弊所自体が個人事務所であることなども影響してるのかな
と思っております。
お客様の中には私と同じくらいの時期に訪問看護ステーションで
創業された方がいらっしゃっいます。
創業融資からお手伝いさせていただきましたが、現在は、月次決算ベースで
黒字を計上できるようになってきました。
キャッシュフローベースでも純増になり、今後は従業員を増やして、
取引を拡大していく予定のようです。
直近では、越境ECや仮想通貨売買を事業にされている
お客様と顧問契約をさせていただきました。
仮装通貨にかかる課税関係については、最近やっと国税庁の見解が出たばかりです。
仮装通貨の売買益(クロス取引や仮装通貨による物品の購入なども含む)については、
雑所得扱いで総合課税というのが現在の課税当局の見解です。
しかし、税法上の事業※1なら事業所得となり青色申告を条件に損失の繰越控除が可能で、
かつ、税率が株式等の譲渡所得にかかる税率(20.42%)より低ければ
むしろ有利になる可能性がございます。
詳しくは機会があればまた書きたいと思います。
※1 「事業」には所得税法上明確な規定はありません。
しかし、過去の裁決例などから自己の計算と危険において独立して営まれ、
営利性、有償性を有し、かつ、反復継続して遂行する意思と社会的地位とが
客観的に認められる業務であれば事業としてよいと思われます。
創業1年目は全然ターゲットを絞りませんでした。
ランチェスター戦略などの経営戦略上は、まずいことなのかもしれませんが、
地域独自のニーズが把握できていなかったのにくわえて、私自身とお受けする
仕事内容との相性などやってみないと分からないことが多すぎたからです。
そのためか、あまり、いや全然?税理士という仕事の枠にはこだわってません。
しいて言えばその辺りが他の税理士事務所との差別化になっているのかなと(笑)
社長や事業者様のライフプランに応じた保険の見直しや
iDeCoのご提案などもさせていただきました。
より有利な条件での借換え等もこちらから積極的にご提案しています。
また、集客や売上UPのためのご提案をして、
実際に採用させていただいております。
今後の効果をモニタリングさせていただくのが楽しみです。
他にも、プライベート過ぎてここでは書けないようなご相談を承ることもよくあります(笑)
私を選んでくださったお客様の期待にお応えすべく、お客様それぞれにおいて、
今何をするのが一番メリットになるのか?試行錯誤の1年間でした。
お客様の事業の成長と一緒に、私自身も成長していければいいなと思います。
弊所のお客様、協業していただいております他士業の先生、銀行・保険の方々皆様に感謝です!
次回も事務所カテゴリーでは日々のニュースや思ったことも発信していきます。お楽しみに!